CORBO.Leather Maintenance

梅雨から夏かけては、皮革製品のお手入れやケアが大切な季節。
お気に入りの革製品を長く使い続けるためにも覚えておきたい
レザーメンテナンスについて紹介致します。

皮革の防水ケアについて

皮革はできるだけ水に濡れないようにすることが大切。
天気が気になるときには、あらかじめ防水スプレーをかけておくと安心です。

スプレーを使用する際は、風通しが良く換気できる場所や屋外を選びます。
まず、革製品を乾拭きやブラシがけをして、汚れやほこりを落とします。
使用前にはスプレー缶を数回振り、革製品から20~30cm離して
水平方向に動かしながら満遍なく、全体が軽く濡れる程度に
2回(新品時には3回)に分けて噴き掛けます。
その後、成分が素材に定着するまで約10分間乾かします。
完全に乾いたら、ポリッシングクロスや柔らかい布で軽く乾拭きしてなじませてください。


:革の上で水が球状になれば大丈夫です。
水滴を拭いた時にも皮革に痕が残っていないか確認します。

※防水スプレーは、成分が乾かないうちは防水効果を発揮できません。
外出の直前等のご使用はお避け下さい。また、濡れた状態の皮革にもお使いいただけません。
日常の使用頻度の場合、効果は1週間〜10日間程となります。
梅雨場など雨が続く時期は定期的なご利用をお勧めいたします。

Collonil 1909シュプリーム
プロテクトスプレー1CO-protectspray
ワックススプレー 1CO-waxspray 各¥2,200

スムースタイプの皮革はもちろん、マット調の起毛皮革にもお使いいただけるプロテクトスプレ―と
一般的な防水スプレーでは失われやすい光沢を与えられるワックススプレー。
2種類の商品を販売しております。

革が水に濡れてしまった場合

皮革はきちんと拭かずに濡れたまま放置すると染みや変質、においの原因になります。
早めに乾いた布で全体の水分を拭き取りましょう。

まず、清潔な柔らかい布をポンポンと軽く押し当てるようにして水分をなるべく取り除きます。
固い布でゴシゴシと擦ると傷付き等のダメージになるので、注意してください。
その後、風通しの良い日陰で自然乾燥させます。
「直接日光に当てる」「ドライヤーやストーブの温風に当てる」ことはやらないでください。

濡れてしまった革は、油分や水分が失われています。
乾燥しきる前にデリケートクリーム等の保湿クリームを適量柔らかい布に取り
全体になじませて潤いを与え、完全に乾いたらブラッシングと乾拭きで仕上げます。
CORBO.では下記のクリームをお勧めしております。

collonil コロニル1909 シュプリームクリームデラックス ¥3,080
ブレンドされた各種天然オイルがレザーに必要な潤いを与えます。
オイルを乾拭きで仕上げてからお使いいただくと、高級感のある光沢感が表れます。
有機溶剤未使用でシダーウッドオイルの香りもさわやかな使い心地です。

M.MOWBRAY デリケートクリーム 1MM-dcream60 ¥1,100
デリケートな革の乾燥を防ぎ栄養を与える万能クリーム。
シミになりそうなデリケートな皮革でも色ムラになりにくく安心してご使用頂けます。
使用後はしっとりとした質感になります。

汗のダメージについて

ポケット内の湿気や汗が原因で気づかないうちに
革の表面に水ぶくれが発生し、荒れた手触りになってしまう場合があります。
汗ばむ季節は特にきるだけヒップポケットに入れないようにすることでダメージを最小限に抑えられます。

普段から使っているものだけでなく、保管しているものもこの時期は要注意。
通気性の悪い場所は、カビが繁殖しやすくなります。
保管していた革製品は風通しの良い場所で陰干しすることをお勧めします。

お手入れのタイミング

オイルレザー製品ならば、日頃のお手入れはブラッシングだけでも十分。
ホコリや軽い汚れが掃われ小さな傷や当たり痕が目立たなくなり
さらにクロスで乾拭きをすることで自然な光沢が生まれます。

使用開始から半年〜1年後に艶が表れ、乾燥が少し気になる様になったら
季節毎などにオイルやデリケートクリームなどを薄く塗り
しっとりとした感触が保たれるようにケアをすると良いでしょう。

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