writer : yugei kishi
自転車で走る、いつもの海沿いの道
小さなレザーバッグに、水筒、カメラを入れて
眩しい日差しに目を伏せ走る
そこは「海と共に、風になれる時間」
この道は常に
景色が変わる
自然が近く
変化のすべてが生き物だなと感じれる場所
この道がとても気に入っている
景色も抜群なのだが
山と海を空が近いから すこぶる好きだ
海は母のように生き物の基盤となり
山は海の生き物へ栄養を送る
空は海の水をまた山へと運ぶ
そんな3つの間である海岸線はエネルギーを存分に感じる気がするのだ
様々モノにもエネルギーを感じることもあるが
人の手で大事に作られた物にも力強いエネルギーを感じる
自然の素材で作られた物はなおさらだ
革製品にしても 長い時間をかけ育てられた素材を使い
使いこむうちにある一つだけの表情を与えられる
自然からの大切な贈り物である。
writer : yugei kishi
湘南在住、旅・登山・キャンプ・温泉・バイク・珈琲
自然の中でゆっくりと過ごす事でエネルギーを蓄える