自転車と海と風 No.02

writer : yugei kishi

自転車で走る、いつもの海沿いの道

小さなレザーバッグに、水筒、カメラを入れて
眩しい日差しに目を伏せ走る

そこは「海と共に、風になれる時間」

この道は常に
景色が変わる

自然が近く
変化のすべてが生き物だなと感じれる場所

この道がとても気に入っている

景色も抜群なのだが
山と海を空が近いから すこぶる好きだ

海は母のように生き物の基盤となり
山は海の生き物へ栄養を送る
空は海の水をまた山へと運ぶ

そんな3つの間である海岸線はエネルギーを存分に感じる気がするのだ

様々モノにもエネルギーを感じることもあるが
人の手で大事に作られた物にも力強いエネルギーを感じる

自然の素材で作られた物はなおさらだ

革製品にしても 長い時間をかけ育てられた素材を使い
使いこむうちにある一つだけの表情を与えられる
自然からの大切な贈り物である。

writer : yugei kishi
湘南在住、旅・登山・キャンプ・温泉・バイク・珈琲
自然の中でゆっくりと過ごす事でエネルギーを蓄える

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