しっとりと吸い付くような馬革で作り上げたボリューム感ある札入れ

equines 束入れ(横) 1LE-0307

自然な風合いが残る染料染めで仕上げた、手にしっとりと吸い付くような馬革。素材そのままの擦れやキズなどの”生きた証”を 味わい深い表情として残しています。

触れた瞬間に感じるのは、肌に吸い付くようなしっとりとした質感。
ボリュームもあり贅沢な気分にさせてくれます。

パッチワークのデザインがアクセントとして効いています。

ファスナーはスイスの軍用のウェアーにも使われる ”riri”を採用。
革の質感とマッチするデザイン。

サイドのファスナー脇は、革の質感に合わせ、たるみのある作りにすることで全体の一体感を演出しています。

ファスナーの開け心地は、今回のレビューは新品アイテムのため抵抗感が少々あります。
こちらは使い込んでいく内にほど良い具合の抵抗感へ変わってきます。

マチは広く開くよう作られているので、大きく見渡しやすい。

メインの札入れのポケットは全部で3つ。
それぞれのポケットに種類の違う十分な紙幣を収納可能です。

カード入れの後ろにあるポケットにはパスポートが入る深さがあります。
少し大きめな、大事なものを入れるのにも丁度良いサイズ。

メインのカード入れは片側6枚×2で計12枚。
革の柔らかさに加え、少し余裕のある作りの為、カードがスムーズに出し入れが出来ます。

コインケースのファスナーにもririを採用。

大きく開くコインケース。
18枚のコインを入れてみました。
まだまだゆとりがあり収納力も抜群です。
見渡しやすさも十分です。

ポケットの内装にはポリエステルの起毛素材を採用。
滑りの良い素材なので出し入れもしやすい。

実際に収納した場合の様子をチェックしてみましょう。

収納する内容は
カード12枚、コインは五百円玉×3枚、百円玉×10枚、十円玉×5枚。
さらにパスポートを収納してみます。

全て収納するとこのようになりました。
コインケースのふくらみはそれほど感じません。
この状態から紙幣が収納可能です。

全て収納した状態での外見です。
多めに入れた場合では、丁度良い収納量はこれぐらいだと感じます。

サイド中央のマチ部分には謎のファスナー。

この部分を開けていくと。

完全にオープンになりました。
何が起きるかと言いますと。

サイドに隠しポケットが登場!
紙幣も縦にして入る深さがある広さ。
大事なものなど絶対に落としたくない物などを入れておくのに便利そうです。

ウォレットコード用金具が付いており
同シリーズの別売りのウォレットコードが取り付け可能です。
この金具も日本の職人による手作りの為、味わいが一味違います。

中身を収納した状態で、一般的なサイズであるパンツのポケットに収納してみました。
サイズは、それほど余裕はなく、大きめのポケットが合いそうです。

同シリーズのバッグと組み合わせです。
使い込んだ同じ革素材のバッグは、少し光沢が出てきており、また違った魅力が生まれています。
エージングが進む前後での表情の変化が楽しむことができることが、革素材の魅力。
同じ素材で組み合わせることで雰囲気をより感じる事が出来るかもしれません。

カジュアルな雰囲気の中に上質な質感を持った馬革。
年代を問わず使える遊び心ある一品です。

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equines 束入れ
1LE-0307

equines(イクワインズ・馬達)
輸入原皮を日本で丁寧に鞣し、染色を終えた馬革に、オイルを塗り込みじっくりと 時間と日にちをかけて馴染ませます。この作業を繰り返し行う事で染料を閉じ込め、 透明感のある表情としなやかで味のある皮革に仕上げています。

馬革は繊維が緻密で肌理が細かく、銀面はシボの少ないなめらかな表情。裏面はビロードの様です。使い込むほどに張り付くように馴染んでくれます。非常に軽く丈夫なので、古くからフライトジャケットやライダースジャケットなどに 多く使われて来ました。

しかし、馬は活発な性格の動物で、体毛が短いことも原因して繊維が良い反面、とてもキズが多いのが特徴です。コードバン層のある臀部以外は厚みが無く、コードバンを取った前の部分は少量の良質なもの意外はほぼ傷があるために、顔料を塗ったり、ワイルドな表情に加工してカジュアル向けに使われています。 どの場合でも、もともと繊維が強く肌理細かいので、使い込めばしなやかに馴染んでくれる皮革です。

Equines(イクワインズ)はこの傷を前面に押し出す事でデザインに取り込み、 純粋に馬革の質の良さを楽しめる、シンプルで無駄の無い機能的なバッグに仕上げました。
傷には擦れなどが多く、これらの形や染まり方の違い、ツヤの違いは千差万別でまさに個性意外の何ものでもありません。 とても強いコンセプトに基づいて前面に大きく配置していきます。 多脂加工でトーンが落ちるため、下地の色を薄くし色落ちを減らす事で際立つ染料素上げの面白さも下地とトップの色をかえる事さえも、すべてコンセプトの表現へと繋がります。

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