皮革の魅力を味わえるイタリアのオイルレザー仕立て

SLATE ファスナー式束入れ(ウォレットコード用Dカン無) 8LC-0409

イタリアの伝統的な製法として伝わるベジタブルタンニンによって鞣された皮革は、とても味わい深く、風合いの豊かさが特徴。豊富な収納力をスマートなフォルムにまとめた人気のデザインです。細やかな機能性と、お札やカード類、パスポートも収まる収納力が魅力です。

SLATEシリーズに使われているベジタブルタンニン鞣しのイタリアンレザーは、ナチュラルな質感と色の深みが魅力的です。

今回は、新品のブラウンを使いご紹介していきます。

ファスナーを開くと片マチのため開口が広く、
カードやお札の出し入れが楽にすることが出来ます。

実際に収納した場合の様子をチェックしてみましょう。
収納する内容は
カード×12枚、紙幣×5枚、パスポート×1、コインは五百円玉×3枚、百円玉×5枚、十円玉×5枚。

コインケースは広く、コインの枚数がすぐに確認出来るような余裕があります。

メインのカードポケットは片側に6枚。
両側の合計12枚収納が出来ます。
それぞれのカードポケット裏にも収納ポケットがあります。

収納量が抜群の内装は、中央のマチ付き収納部に一万円札が収納可能です。
カード入れ手前の収納スペースを使うことで、お札の種類を扱い分けができてとても便利です。

中央のマチ付きポケットは十分な深さがあり、紙幣以外にもパスポートが収納出来ます。

コインとカード等を全て収納した状態での外見です。
この収納量でもまだまだ十分な余裕があります。

この蛇腹マチが大きく開くことで、ポケットの見開きが良いです。

一般的なサイズであるパンツのポケットに収納してみました。

バッグの場合は大きめのポケットへの収納となります。

SLATE(粘板岩 青灰色)
 
槍のように聳え立った山の麓の村で彼とは出会った。
その山にとりつかれ単身海を渡り、村に住み着いた。
冬に気温が下がり岩盤が硬く凍りつかなければ頂上にたどり着けない、険しい山だと話してくれた。
前を向いたまま、やり残したルートがある、と彼は自分の歳と脚を擦りながら言い、こちらに顔を向けにこりと笑ったのだ。
たった一晩一杯の酒を共にしただけなのだが、彼の事は山を背にした村で家々の屋根が冬の陽光に輝いていた風景と共に強く焼き付いてしまっている。
 
 
【Material】
 
イタリアンオイルレザー(バケッタ製法によるベジタブルタンニン鞣)
 
イタリアの伝統製法、バケッタ製法でベジタブルタンニンと天然素材で鞣された皮革を使用しています。腰も味もオイル感も絶妙で、なによりもこの皮革の表情の変化は皮革らしい深みをもっています。使い始めてすぐに実感できるほど艶がでやすく色も深みを増していきます。
 
 
【Design】
 
良い皮革を重ね合わせシンプルで素朴な小物を作りました。皮革の特徴を活かし、切れ目のコバは一本一本すべて手磨きを施していますので焼けた様な表情がついています。 外面の2本のステッチは糸の太さ、縫いのピッチを変えています。内側の細く細かいステッチは芯材や裏地などをとめています。外側の太いステッチは皮革のみをまとめています。これにより使い込んでもぼろぼろと芯材や裏地が出てくる事がありません。
 
スレートは使われてから完成すると言っても良いと思います。意図的にホックのアタリをだしたり、ステッチの色を濃くしたり、薄くしたり使われてからの配慮を施しています。
細工のアタリやカード、小銭のアタリまで楽しんでください。

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